2023年07月20日
タイでロッドを直してみた (その10:スコーピオン修理最終章)
どうもです。
タイでも通販は盛んで私も大変便利に活用してます。
Amazonは有りませんが、代わりにLazadaとShopeeという2大勢力がしのぎを削っています
(他にもあるかも知れませんが私は知らない…)
大物は買ったことがないのですが、小物なら送料も120円ほど。
それも殆どクーポンでタダになります。
楽しいのはフェイク商品
見事な出来で見分けがつきません。
中にはひどいクオリティのものもありますが、それも含めて楽しんでます。
で、偶然見つけたコレって…本物?
4000円チョイのDunk Low
イニシャルDとナイキってコラボしてたの?
そもそも藤原拓海って原作ではニューバランス履いてた様な…
まぁ全く私の趣味ではないので買いませんが、誰か買う人居るのかな…
さて
元々折れてるシマノスコーピオン1702
これまで何度か修理してきましたが、直す度に折られ、ついに自作限界
最終兵器ソリッドティップ化せざるを得ない状態に
これまでBISON S3とメジャクラベンケイをソリッド化しましたが
改造後はノートラブルでバラマンディ釣りまくっております。
今回もグッドタイミングで同僚が日本出張するとの事で…
また運び屋やってもらいました
さすがに3本目…今回は予備含めて2本注文しときました…
いつものJust Ace ST250MH
トップガイドもいつものPLGSTでスコーピオンに合わせてサイズ6
(写真は以前の使いまわし…)
さていつもの様に改造しますかね。
ソリッドティップを挿しこんで接着するだけ
今の切断箇所では入らないので少しカットします。
金ヤスリでゴリゴリ…
まだ入らないか…
ゴリゴリ…
えーまだダメなん?
スコーピオンはロッドの肉厚が厚くてなかなか丁度いい穴が見つかりません
結局切断箇所から5回もカットする事に…
20㎝位カットしたぞ…
これじゃティップ装着しても元の7.0ftには戻りません
カットしたロッドから純正ガイドを外しておきます
こんな感じで組もうかと
ガイド1個分ほど短くなりそうです。
ダイソーエポキシでまずはティップとトップガイドを接着
硬化後、ティップ接合部の補強に今回もカーボンロービングの縦配置!
やっちゃうよ~
そして今回ついにロッドメイク用エポキシ入手!
コレでしっかり浸透させてやります。
フィニッシングモーターないけど…
併せて元のガイドもスレッド巻き
ダブルフットのガイドはスレッド巻き面倒…
♯2ガイドはカーボンロービングと近いので後でスレッド巻きします
さぁ同時に3か所エポキシコート
ダイソーエポキシと違い時間に追われる事はありませんが、
常に回転させ続けないといけないのでコレが中々だるい
放っておくとエポキシが片寄って垂れそうになります。
180度回転させて放置…また逆側が垂れそうに…を繰り返し
30分位経ったでしょうか…ボチボチ固まってきたのでもう良いじゃろと放置
翌朝確認すると…最後の悪あがきでコブ作りやがった…仕方ない
カーボンロービングの仕上がりはこんな感じ
悪くないと自画自賛
このあと両端を仕上げします
未接着のカーボンロービング余り部分をナイフでカットして、
最後に♯2ガイドのスレッド巻きして~
カーボンロービングの両端と共にダイソーエポキシで仕上げコート
完成~
やはり全長は6.5ftほどに…
振った感触は硬い。
ティップだけ柔らかいが他は硬めです。
1702が1653になった感じ。
ただ接続部に巻いたカーボンロービングは完璧な感じですよ!
さぁ後はバラに聞いてみないと…!
Posted by Mick at 22:18│Comments(0)
│釣具いじり